【理由1】個人契約にはないメリットがある法人携帯

法人携帯とは、株式会社や有限会社などが法人名義で携帯電話を契約することで、個人契約よりも信用度の高い取引です。また、通常は1台で行う個人契約と異なり、法人携帯は複数の契約となるため、事業者との個別交渉によってサービス料金や提供条件を取り決める「相対契約」も可能となります。

メリットについては、後ほど詳しく紹介します。

【理由2】大企業の約40%が法人携帯を利用している

MMD研究所の調査によると、社用携帯電話は大企業で42.1%、中小企業で30.4%利用されています。

個人携帯で会社用の電話番号を使用している利用者や、個人携帯で私用の電話番号を使用している方は、下記のような不満点を持っています。

• 仕事とプライベートの切り替えがしにくい
• 料金が個人負担

仕事とプライベートの切り替えが難しく、料金負担も大きな課題です。法人携帯を活用すると、個人負担がなくなりプライベートとの切り替えもできるようになります。

社員の負担を考えると、今後ますます法人携帯の需要は高まると考えられます。

• ※出典：MMD研究所の調査「2022年法人向け携帯電話の利用実態調査」

【理由3】法人携帯は働き方改革や業績向上につながる

法人携帯の市場は、働き方改革やIoTの普及により、今後もますます成長が期待できる市場とされています。法人携帯の支給で、場所を選ばず仕事ができるモバイルワークを実現させ、働き方の多様性を支援するからです。

例えば、会社のクラウドデータベースにアクセスすると、わざわざ会社に戻らなくても情報の共有が可能です。通勤時間や移動時間など仕事をしていない時間が削減され、仕事に集中する時間が増えます。場所を選ばず、情報共有できれば労働時間の短縮につながります。

モバイルワークを活用すれば、子育てや介護などで家を離れられない優秀な人材の確保も可能です。

ほかにも、契約手続きまで完了できるタブレットを営業職が活用することも可能です。契約手続きまでワンストップで行うので、顧客は複数の場所やプロセスを経ることなく契約できるメリットがあります。契約手続きがスムーズで迅速なほど、顧客は契約を結ぶ決断を早く行います。結果的に契約数が増え、業績向上に貢献可能です。

このように、働き方改革や業務改善が期待できる法人携帯は、潜在顧客の存在も大きく、個人契約にはない多くのサービスやプランが用意されています。ビジネスを円滑に進めるための商品も充実しており、こうしたメリットが得られるのも法人契約の魅力です。

【メリット1】経理などの業務負担の軽減

法人携帯を活用することで、経理などの業務負担を軽減できる可能性があります。請求書の確認を個々に確認する必要がなくなるからです。

例えば、下記のようなケースでは請求書の確認に時間がかかります。

• 業務に個人携帯を利用している場合
• 部署によって異なるキャリアを利用している場合

個人携帯を利用している場合には、それぞれの請求書を確認する必要があります。また、部署ごとに異なるキャリアを利用している場合もキャリアごとの請求書の確認が必要です。

確認する作業が増えると、時間がかかりミスも発生しやすくなります。これを同じキャリアの法人携帯に統一すると、利用者ごとに確認する手間がなくなり経理業務の負担軽減につながります。

【メリット2】法人契約用プランの利用

法人契約用のプランが使えるのもメリットです。法人契約用のプランは、個人契約とは違い法人に向けた便利なプランやサービスを選べるからです。

ビジネスシーンで多くなる通話も、割安で利用できるプランや時間限定かけ放題プランなどの充実したプランのなかから選べます。

法人携帯で複数台契約している場合には、余った高速データ通信容量を翌月に繰り越したり社員間でパケットシェアできたりするサービスもあります。複数台契約のメリットをより感じられるサービスを選択することが可能です

自社のニーズに合った内容で細かくプランやサービスを選べるので、予算管理しやすいのもメリットとなります。

【メリット3】業務の効率化

業務の効率化にもつながります。法人携帯を使って、連絡を取り合えるので素早い意思決定や問題解決につながるからです。

具体的に効率化につながる要素は下記のとおりです。

• モバイルアプリの活用
• コミュニケーションの削減
• リモートワークのサポート

例えば、スケジュール管理やタスク管理、文書作成などに法人携帯のモバイルアプリを活用することで情報共有できれば業務効率化につながります。

固定電話や郵送に比べて、法人携帯を使ってコミュニケーションをとれば効率的です。とくに長距離や海外とのやりとりで効果を発揮します。

法人携帯の活用はリモートワークのサポートにもつながり、オフィスにいなくても業務を行えるので生産性の維持や向上が可能です。

法人携帯を活用して連絡や情報へのアクセスをすることで、業務効率化を推進できます。

【メリット4】個人情報漏洩リスクの回避

法人携帯の導入で、個人情報漏洩のリスクを回避できます。個人の携帯電話番号を顧客や同僚に教える必要がなくなるからです。

仕事上でのつながりのある人に、個人用携帯電話の番号を教えたくないと思っている社員もいるかもしれません。また、法人携帯でセキュリティを強化することで、顧客の電話番号などの情報漏洩リスクも減らせます。

法人携帯の導入は、個人にも会社にとっても情報漏洩リスクを回避できる方法のひとつです。

【メリット5】従業員の満足度向上

法人携帯を活用することで、従業員の満足度向上につながる点もメリットです。法人携帯を会社が用意してくれれば、個人の携帯を仕事で使う必要がなくなるので社員の負担が減るからです。

個人用携帯を仕事にも利用する場合、下記のような負担が考えられます。

• 仕事用の通信料の自己負担がある
• 自己負担でなくても請求書を出す手間がある
• 仕事とプライベートの切り替えができない

法人携帯を導入することで、負担を軽減できれば従業員の満足度もアップします。従業員同士の連絡も取りやすくなり円滑なコミュニケーションが可能です。

【導入事例1】備前市

備前市は、2022年3月から備前市スマート自治体戦略を策定し、DX化への取り組みをスタートしました。

2023年5月より希望する全市民に通信料、通話料、端末代を市が全額負担でスマートフォンを貸し出す「スマホ貸与事業」を開始し、2023年11月時点で1600台配布されています。

楽天モバイル法人プランを採用した決め手は、価格です。限られた予算のなかで、多くの市民に貸与するためには価格にもこだわる必要がありました。

今後は、市民の生活を支える様々なサービスを巻き込んでDX化を推進していくそうです。

詳しい導入事例の詳細は、こちらよりご覧いただけます。

【導入事例2】MIC株式会社

もともと社用携帯を利用されていたMIC株式会社では、予算管理の観点から通信費を一定にさせたい狙いがありました。

Rakuten Link Officeアプリによってコスト低額化・定額化が実現しました。利用状況の管理も容易になったため、管理コストの削減にもつながっています。

詳しい導入事例の詳細は、こちらよりご覧いただけます。

【導入事例3】学校法人 持田学園 有馬白百合幼稚園

電話対応による時間の逼迫やアナログな職員連携に課題を感じていた学校法人 持田学園 有馬白百合幼稚園。

業務のデジタル化により、職員の業務効率化を実現しました。職員と保護者間のコミュニケーションが円滑化され、園児の環境作りに時間を使うことができます。

楽天モバイル法人プランの決め手は、少ない回線数でも低価格で契約できる点でした。

詳しい導入事例の詳細は、こちらよりご覧いただけます。

【注意点1】通信コストを会社が負担

通信コストは会社負担になることを覚えておきましょう。初期導入費だけでなく、維持費やメンテナンス費用も必要になるからです。

例えば、初期費用や通信費だけでなく、下記のようなコストが必要になります。

• 端末の入れ替え
• ソフトウェアのアップデート
• 契約の変更などの管理コスト

初期費用や通信費だけでなく、維持費やメンテナンスにもコストがかかることを認識しておく必要があります。必要なコストをシミュレーションして、コストパフォーマンスの良いプランへの見直しも必要です。

【注意点2】私的利用の管理が課題

法人携帯の私的利用の管理も課題のひとつです。社員がプライベートで利用したとしても、把握するのは大変だからです。

トラブルを避けるためには、導入前に運用ルールをしっかり決めておくことが大切になります。私的利用が発覚した際の罰則や、法人携帯で通話・通信できる範囲や閲覧禁止サイトなどルールを共有しておきましょう。

事前にルールを共有しておくことで、社員の反発なく私的利用防止につながります。

【注意点3】私用携帯との2台持ちが面倒

従業員側の意見として、社用携帯と私用携帯の2台持ちが面倒と思っている人もいるかもしれません。出かけるときに2台の携帯を持っていくのは荷物も増えてしまうからです。

対処法としては、勤務中はポケットに社用携帯、私用携帯は鞄にしまうなど利用方法を工夫する方法があります。

勤務時間が終わったら、社用携帯の電源をオフにするとプライベートと仕事の切り替えにもなります。

【注意点4】紛失リスク

紛失や盗難などで情報漏洩するリスクを考えておく必要があります。会社の機密情報や顧客情報が漏洩した場合、企業の信頼に関わるからです。

管理サービスの利用やリモートロックを活用して、万が一紛失した場合に備える必要があります。

法人携帯導入時に社員に対して、紛失した場合の対処法を共有するようにしましょう。

音声＋データプラン

プラン名	データ容量	月額料金	主な用途
音声＋データ3GBプラン	3GB	1,980円（税込2,178円）	通話、アプリでの画像のやり取り、チャット
音声＋データ5GBプラン	5GB	2,380円（税込2,618円）	通話、クラウドサービスの利用やファイルのダウンロード
音声＋データ30GBプラン	30GB	2,780円（税込3,058円）	通話、営業先との商談やメール
音声＋データ無制限プラン	30GB	2,980円（税込3,278円）	通話、長時間のインターネット利用、Webミーティング

• ※端末代、事務手数料、オプション料金、通話料、ユニバーサルサービス料、電話リレー等は別費用となります。
• ※楽天回線エリア内でのデータ通信接続時は、公平にサービスを提供するため通信速度の制御を行う場合があります。パートナー回線エリアは、プラン毎の容量超過後、国内データは最大200kbps、国際データは最大128Kbpsで使い放題。各最大データ速度で使用時、動画再生・アプリダウンロード等では、時間がかかる場合あり。通信速度はベストエフォート（規格上の最大速度）であり、実効速度は通信環境・状況により変動します。
• ※Rakuten Link Officeアプリを利用した際のデータ通信は、パートナー回線エリアの高速データ容量としてカウントせず、高速データ容量を超えた場合でも速度制限なくご利用いただけます。なお、この点は予告なく変更になる場合があります。
• ※音声＋データ無制限についてはプランデータ利用量が大容量になる場合、また当社設備に影響をおよぼすと当社が判断した場合は、通信を制限または切断することがあります。
• ※一定時間以上回線のご利用が無い場合は、回線の利用停止または解約をさせていただく場合がございます。

データプラン

プラン名	データ容量	月額料金	主な用途
データ3GB	3GB	980円（税込1,078円）	メール、チャット
データ7GB	7GB	1,480円（税込1,628円）	社内外でのデータ通信、タブレットでの使用
データ30GB	30GB	2,380円（税込2,618円）	モバイルルーター

• ※端末代、事務手数料、オプション料金などは別費用となります。
• ※楽天回線エリア内でのデータ通信接続時は、公平にサービスを提供するため通信速度の制御を行う場合があります。プラン毎の容量超過後、国内データは最大200kbps、国際データは最大128kbpsで使い放題。各最大データ速度で使用時、動画再生・アプリダウンロード等では、時間がかかる場合あり。通信速度はベストエフォート（規格上の最大速度）であり、実効速度は通信環境・状況により変動します。
• ※一定時間以上回線のご利用が無い場合は、回線の利用停止または解約をさせていただく場合がございます。