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楽天モバイルトップ > セット販売端末 > honor 8 > 「honor 8」を徹底レビュー > 4.カメラ編
honor 8最大の特徴とも言えるのが、背面に2つのセンサーを搭載する「Wレンズカメラ」。この2つのセンサーのおかげで、カメラアプリを起動してボタンを押すだけで、鮮やかな写真が撮れる。また、オートフォーカスは、コントラストフォーカスとデプスフォーカス、レーザーフォーカスの3つを搭載。薄暗い場所でもしっかりピントを合わせられるので、ムーディーなバーや夕暮れ時の風景などのシチュエーションでもバッチリ撮影できる。
このように、気軽に高クオリティの写真が撮れるのがhonor 8のいいところだが、一手間加えることでよりイメージする写真に近づけられる。実際に使ってみておすすめしたい3つの撮影機能を紹介しよう。
センサーサイズの小さいスマートフォンのカメラでは、背景をぼかす写真を撮るのが難しい。だが、honor 8ではソフトウェアの処理で“ボケ”を可能にしている。それが「ワイドアパーチャ」という機能だ。honor 8は背面に2つのカメラを搭載するため、人間の目のように被写体の遠近感を捉えられるようになった。この遠近情報を活かして、自然なボケを演出しているわけだ。
難しいしくみはさておき、使い方自体は至って簡単だ。カメラアプリでワイドアパーチャをオンにし、ピントを合わせたい場所をタップする。上下に指をなぞってボケ具合を調節したら、撮影――これだけで一眼レフのようなボケのある写真が撮影できる。ピントを合わせる場所やぼけ具合を自在に調整できるので、手前に焦点を合わせて背景をぼかしたり、逆に奥に焦点を合わせて手前側をぼかすといった見せ方も可能だ。
おもしろいのは、ワイドアパーチャで撮った写真は、撮影後でもピントを合わせる場所とぼけ具合を調節できること。ソフトウェア処理ならではの利点と言えよう。とりあえずワイドアパーチャで撮っておいて、細かな絵作りはあとから調整といった楽しみ方もいいだろう。
昨今のデジタルカメラの性能向上は著しく、曇りの日や蛍光灯の下でも、正確な色で写真を撮れる。だが、この正確な色がかえってあだになることもある。その代表的な例がご飯の写真だ。レストランやカフェでは、黄色みのある電球色の照明が使われていることが多いが、これは食事をおいしそうに見せるため。オフィスや学校でよく見る昼光色や昼白色という照明では、正確な色は再現できるものの、やや無味乾燥な印象となる。オフィスで食べるランチが少し味気ないのはこのためだ。
カメラで撮る写真も同じだ。正しい色味で食事風景を撮ってみると、かえって味気ない雰囲気になることも多い。そこでhonor 8では、食事の写真を最適な色味に調節する「ナイスフード」モードを搭載。モードを切り替えていつもどおり撮影するだけで、暖かみのある食事の写真が撮れる。おすすめのお店を紹介するときや、旅行先での特別な食事を記録するときに、ぜひ活用していただきたい。
カメラ好きの人にぜひおすすめしたいのがプロ写真モードだ。スマートフォンのカメラは通常、明るさとピント位置以外は設定できる機能がほとんどないが、honor 8ではプロフェッショナルモードに切り替えることで、ISO感度やシャッタースピード、ホワイトバランス、測光モードなどの設定を自由に変更できる。
ホワイトバランスをあえて青めに振って、ビル街をクールに写す。シャッタースピードを遅めにして、滝の水の流れを演出するといった撮り方ができるのも、細かな設定が可能なhonor 8ならでは。また、逆光のなか紅葉や桜を撮るといった、被写体が暗くなりがちな難しいシチュエーションでも、測光モードを「スポット」に変更してから撮影することで、被写体を適切な明るさで捉えることが可能となる。
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